平成22年2月3(水)、4(木)、5(金)の三日間会期で、毎年恒例となっているテクニカルショウヨコハマが、ヨコハマみなとみらい・パシフィコ横浜にて開催されました。従来より関東支部では工業会PRや機械設計技術者試験の周知を目的として、首都圏で開催される機械関係の展示会に出展を続けております。新たな出展先の探索、そして情報収集を目的として展示会の見学に行ってまいりました。 |
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横浜ランドマークタワーで有名なみなとみらい地区
(右億がランドマークタワーです) |
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JR根岸線(京浜東北線・横浜線)桜木町駅から、会場となるパシフィコ横浜までは徒歩約15分ほどかかりますが、動く歩道や帆船日本丸などを眺めることができる遊歩道や、ショッピングモールを通り抜けてゆくという、なかなか楽しみの多い道行きでもあります。
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空中遊歩道から日本丸を眺める |
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横浜みなとみらい地区の一画を占め、展示場の裏手からも海が望めるという最高のロケーション。展示会で受け取った出展企業名の入ったバッグを手にした方も、海が見えるデッキ方向に足を伸ばす姿が多く見受けられました。 |
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幕張メッセに少し似ている横長の外観 |
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東京ビッグサイトとは趣の異なるエントランス |
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テクニカルショウヨコハマは、もともと神奈川県内の工業技術や製品の総合見本市としてスタートし、今では神奈川県外からもさまざまな企業、学校、団体が出展していました。入場無料の展示会ということもあるのでしょうが、非常に多くの来場者があり、話している言葉も九州・関西、その他遠方からいらしている方も少なくなかったようです。 |
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ヨコハマものづくりポータルと銘打たれた技術紹介ブース |
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景気が悪いときほど、こういった展示会で最新技術や業界の動向を掴んでおきたいものです。機械加工の新技術や、省エネなどコスト削減を目指した新技術を紹介するブースでは足を止めてしっかり見学されている来場者が大勢いました。全体的に見て大手メーカーは少ないものの、中小企業の視点つまりニーズをシーズに変化させて開発させたと想像できる技術が多く、まさに痒いところに手が届いた製品・技術が多いというのが、この展示会の特徴かもしれません。 |
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さまざまな団体で認定された
今年の技術選・受賞製品なども |
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今回、パシフィコ横浜という会場の見学も初めてでしたが、東京ビッグサイトや幕張メッセに引けを取らない展示場の規模でした。また横浜駅からのアクセスもよく、新幹線であれば新横浜を使えば地下鉄で5,6駅と、ビッグサイトや幕張メッセに勝るとも劣らない利便性の高い会場だということも改めてわかりました。
東京ビッグサイトで大々的に披露される展示会もいろいろな最新技術に出会えて楽しいものですが、中小企業がアイデアを活かして製品化した技術に触れるというのもまた展示会のひとつのスタイルであり楽しみ方であると教えてもらうことができたような気がします。
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