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機械設計技術者1級試験合格者インタビュー
平成13年度 1級合格
富士ソフトABC(株) IT事業本部コンサルティング部
高木 裕史 氏
 ──機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

高木:ずいぶん前のことになりますが、会社の(私から見ると資格マニアの)同僚から平成7年度版問題集をもらいました。今回、私自身が単身赴任者となり時間もできたので、あらためて受験してみようと思いました。

 ──工業会が主催した受験講習会を受講されましたか?

高木:受講しませんでした。

 ──試験の難易度はいかがでしたか?

高木:今回の問題は、過去問題と比べると易しかったと思います。過去問題を自分で解いてみた限りでは「今回の合格は難しいだろう」との印象がありました。しかし、試験が始まってみると意外にも比較的易しい問題が多く、今回合格できなければ次回は苦しいだろうと思いました。

 ──受験にあたって実行した勉強方法は?

高木:最新版の問題集を購入し、3分の2程度読みました。何度も繰り返して見直したとはとてもいえません。自分が間違えたところ、わからなかったところは解答に書いてある範囲で理解するにとどめた程度です。問題集以外の参考書を紐解くまではしませんでした。

 ──受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

高木:学科対策は過去問題を2、3回繰り返せば十分だと思います。落とし穴は小論文にあると思います。あなどって頭の中だけで「こんなことを書けばいいや」などと漠然考えただけで試験に臨んでしまいました。しかし、ふたを開ければテーマは過去に出題されたもので、最初の数分で構成を考え書き始めましたが、残り10分の時点で字数が足らず、思いつくままの書きなぐり状態になってしまいました。たとえ1回でも2回でもきちんと時間を計って練習するだけで、だいぶ感覚はつかめると思います。内容的には皆さんが普段の仕事のなかで考えておられることをそのまま文章化すればいいだけではないかと思います。

 ──1級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

高木:とりあえず資格をとっておきました。

 ──どうもありがとうございました。



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