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(社)日本機械設計工業会ホームページ
※2004.3.18 誤記訂正

(株)日本製鋼所 樹脂機械部
小舘 一浩 氏
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

小舘:この試験制度を知ったきっかけは、2級試験を受験した年の社内連絡でした。2級試験に合格し、最近また社内の案内を見て当時を思い出し、自分の設計技術力向上、知識習得の一助になればと思い、1級に挑戦しました。今思うと、社員教育に熱心な社風の影響も大きかったかもしれません。



 ── 工業会が主催した受験講習会を受講されましたか?

小舘:講習会の講義は受験に役立ったと思います。学習にあたり理解を深めることができました。その結果、問題集解答欄の誤記を見つけることができて、団体にも貢献できたと思います。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?


小舘:試験の難易度は高かったと思います。ただし、しばしば機械設計業務では明確に答えの出ない問題に直面することもあり、何らかの解答が必ずあるはずだ、という意味では安心して受験できました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

小舘:受験対策は問題集の問題を解くのが中心でした。学生の頃に使った教科書はとても役に立ちましたので、残しておいてよかったと思います。また、勉強法とは少し違うかもしれませんが、日常業務の設計経験も多いに役立ったと思います。



 ── これから1級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

小舘:合格することが目的ではなく、自己スキルの向上が目的であれば、合否は二の次になるかと思います。ただし、受験費用が割高ですので、受験するのであればやはり合格を目指して勉強すべきでしょうね。



 ── 1級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

小舘:更なる技術向上を目指して機械設計に関する経験を積んでいこうと思っています。社内には私には足元にも及ばない機械設計のツワモノが多勢います。毎日が勉強であり、1級を取得したからといって一流の機械設計者になれたとはとても思えません。自己の向上によって競争力の高い機械製品を世に送り出すことができれば、それは機械設計技術者にとってこのうえない幸福だと思います。この資格を具体的に何に活かすというビジョンは、今のところありませんが、日常業務以外の一般的な知識を学習するよい機会になりました。


 ── どうもありがとうございました。



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