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機械設計技術者2級試験合格者インタビュー
平成7年度 2級合格
セイレイ工業梶@第1開発部課長格
藤原 金一 氏
 ──まず、貴社の設計部門について、お伺いします。

藤原:当社は、ヤンマーディーゼル、ヤンマー農機を親会社に、耕運機はじめ収穫機、調整機、整地機等農業機械、及び建設機械を製作、大半を両者向けの他、その他の農機具メーカーにも納めています。 設計は、開発部門が担当、生産設計は殆どなく、専ら製品開発のための設計が主体で、開発部門の陣容は総員60名。 必要に応じ岡山、高知、福岡の3工場側と合同で研究開発に取組んでいます。

 ──受験のきっかけについて。

藤原:第1回試験・講習が始まる前、機械設計工業会の方から、試験制度の事を知らされ受験を勧められました。 制度の内容について十分理解する余裕はなかったのですが、技術者の設計技術レベルの基準が明確化され、企業にとっても設計・開発部門の評価に役立つのではと思い、受験しました。 講習は受けましたが、時間もなく勉強はそれほどできませんでした。

 ──第2回試験では、貴社からお二人が合格されましたね。

藤原:私なりに、資格を取ってみて個人的にも、また企業にとってもこの資格制度は有用と判断しましたので、職場の同僚にも受験を勧めました。

 ──会社の方では、今後この試験制度にどう対応されるでしょうか。

藤原:現在、社内規定の中に設計関連として技能検定とCAD利用技術者試験の二つは取り入れています。 機械設計技術者試験についてはまだですが、ただ現在社が目指している品質管理・保証の国際規格「ISO9000」シリーズの審査登録取得の上からも、品質システム維持改善に要求される設計管理の基準として、この試験制度も検討の対象にしようとの方針が出され、いま開発部門で規定に盛り込むための資料作りを進めています。

 ──どうもありがとうございました。



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