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(社)日本機械設計工業会ホームページ

新潟工業短期大学 生産システム工学科 
教 授      
高野 英資 氏
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

高野:平成15、16年度に県央地場産業振興センターから依頼された企業向け「機械設計基礎講座」(いずれも90分/回×14回)の講師を担当しました。平成15年度の講座を終了して、受講生の一人から「おかげさまで機械設計技術者試験3級に合格することができました」とのメールを頂戴し、この制度の存在を知りました。発足後まだ10年ほどとはいえ、知らぬまま過ごした期間が悔やまれます。
平成16年5月ごろ、過去問題集と機械製図ビデオを取り寄せ内容を確認しました。必修科目の対象としている範囲の広さ、1級ではさらに選択科目と小論文が加わり機械設計技術者に課せられる範囲の広さに圧倒されたことを覚えております。以上のような経緯で、私自身に受験資格があるかどうかを確認し、まずは2級試験に挑戦することにしました。



 ── 工業会が主催した受験講習会を受講されましたか?

高野:受講しておりません。



 ── 日刊工業新聞社で主催している通信教育講座を利用しましたか?

高野:受講しておりません。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

高野:全設問にうまく答えられたかどうか分かりませんが、標準的な難易度だったかと思います。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

高野:週3コマ各90分の授業をかかえるなか、学生の教育研究指導、県市からの審議会、審査会等に出席しながらの対応でしたので、平成16年度1級問題集を通読、全問題に一通りあたるのが精一杯の事前準備でした。



 ── これから2級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

高野:私自身の学生時代(昭和30年代前半)と違い、現在は学問技術の進歩が著しく、さまざまな分野しかも数多くの知識を学ばなければならず、学生諸君は大変だと思います。しかし、その学習や挑戦の過程で技術者としての自己が確立するもので「鉄は熱いうちに打て」の格言どおり「前進」こそ若さの基本だと思います。頑張ってください。



 ── 2級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

高野:今や世の中は変わり、グローバルに物事を考えなければならない時代に突入しました。国際化に対応して、世界に通用する技術者としての能力を身につける必要が出てきています。「自称」専門家が数多くいるなか、こういった資格制度の重要性が増してゆくでしょう。団体としても頑張っていただきたいと思います



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

高野:無論、挑戦したいと考えております。



 ── どうもありがとうございました。



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