　──機械設計技術者３級試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

松岡：インターネットで知りました。機械を始めたのが就職してからというのもあって、現在の自分の力を試したいということで受験しました。

　──試験の難易度はいかがでしたか？

松岡：基本的な部分をしっかりと理解していれば、そんなに難しい問題ではないと思います。

　──３級試験受験にあたって実行した勉強方法は？試験勉強に役立った教科書・参考書があればそれも教えてください。

松岡：私にとっては、実務でしか勉強していなかったので、機械のことを一から学べるよい機会でしたので、高校の教科書から読みなおしました。最終的には例題を出来るだけ多く解くようにしました。使用した本は、「わかりやすい機械工学（森北出版）」、「要説機械製図（理工学社）」、「就職試験・機械工学（一ツ橋書店）」です。

　──これから３級試験を受験しようと思っている方へのアドバイスがあれば教えてください。

松岡：資格取得が目的の人は、ある程度丸暗記でも大丈夫だと思います。ただし、今後、機械設計業務に携わる人、また現在従事している人は中途半端に広く浅く勉強するより確実に一つひとつ基礎から理解しつつ範囲を広げていかないと大きなミスにつながると思います。

　──受験資格の実務経験年数に達した時、機械設計技術者２級試験、１級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか？

松岡：上の級を目指して頑張りたいと思います。

　──３級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

松岡：我が社では、機械設計者が少ないので資格取得者を増やしてゆけたら、と考えています。

　──どうもありがとうございました。