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機械設計技術者試験合格企業インタビュー
平成7年度、8年度試験 連続合格企業
マツダエンジニアリング梶@ 取締役設計本部
副本部長  森田 哲也 氏
 ──まず、貴社の設計部門の概要について、お伺いします。

森田:平成2年、マツダ鰍フ全額出資で設計主体のエンジニアリング子会社としてスタートしまして、現在は社員160名中設計担当者は140名です。車両に関しては当初のエンジン主体から、車体全般に及ぶ開発設計、生産設計、派生業務に至るまでをサポート、最近は、外部の自動車関連及び機械、電子機器等の設計依頼も増えつつあります。内容別では、設計開発が90%、技術解析が10%です。それと、売上には入りませんが、製図・CADに関する教育、技術指導のための講師派遣等コンサルタント業務もかなりあります。

 ──社員教育には、力を入れておられるようですね。

森田:ええ。設計技術で生きる会社ですから、社の財産は人材であるとの考えを基本にしています。新入社員については入社6か月は業務に付かせず管理者、教育専門スタッフがつきっきりで指導にあたっています。

 ──機械設計技術者試験には、第1回に続き第2回でも何人かの合格者を出されましたが、社で支援でも?

森田:当初、工業会の方から試験制度を知り、検討の結果、社内で公表し受験して合格した場合受験料を社で負担することにしました。第1回では10名が受けて8名、第2回では9名中6名が合格しましたが、いずれも本人の意志で受けています。

 ──今後、この試験制度についてどのようにお考えでしょうか。

森田:1,2級機械製図技能士の技能検定については、資格制度として規定し、社員に対しても取得を奨励、現在取得者は80名を越えています。機械設計技術者については、まだ正式な制度として取り上げられておりませんが、上位クラスの制度として適当ではないかと考えられるので、いずれ正式に導入されるのではないかと思われます。

 ──どうもありがとうございました。



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