(社)日本機械設計工業会ホームページ
平成17年度

滋賀職業能力開発短期大学校 生産技術科
本馬 敬也 さん
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

本馬:私は何事にもチャンレジしてみたくなる性格で、先生に「この資格を取りたいのですが」と話したところ「問題も難しいし、やる気と根気がいるよ」と説明されましたが、そこを敢えて挑戦し、自分のスキルアップを図るために受験を決意しました。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

本馬:予想していた出題形式と多少異なっていたり、学習していなかった部分から出題されて難しい問題だと思いました。一瞬焦りましたが、冷静に考えて基本どおり少しずつ解いてゆけば十分に対応できる問題だということが分かりました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

本馬:3級問題集を使って学習を進めました。休日や放課後に先生方が教えてくださる勉強会に参加しました。勉強会の内容は、基本的な事項を中心に問題集から抜粋した問題や、先生が独自に考えた問題を使って進めるものです。2か月前から少しずつ勉強を始め、分からない部分は直接先生に聞きにゆき、自分がわかるまで何度も質問を繰り返しました。答えてくださった先生には本当に感謝しています(笑)。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

本馬:この試験は、とても範囲が広く、しっかり勉強しないと合格できません。ただ基本をしっかり押さえておけば解ける問題ばかりなのも事実です。特に問題集を何度も繰り返し解くことが合格の近道だと思います。本校の後輩たちにも受験希望者がおりますので、アドバイスができればいいなと思います。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

本馬:今回の受験勉強で、材料や熱力学など幅広い分野の知識を得ることができました。この知識を仕事に活かして頑張りたいと思います。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

本馬:まずは2級が目標ですね。3級で身につけた基礎力を2級取得で更に応用力をつけたいと思います。受験を目標にすることで、スキルアップに繋がるのではないかと期待しています。


 ── どうもありがとうございました。