(社)日本機械設計工業会ホームページ
平成17年度

岐阜工業高等専門学校 機械工学科 
宇佐美 進一 さん
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

宇佐美:岐阜高専機械工学科では、平成16年より機械設計技術者試験の受験を奨励しています(対称は4年生)。学外試験で実力を試してみようと思ったのが主な受験動機です。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

宇佐美:前回までに比べると、多少難易度は下がっていたかもしれません。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

宇佐美:基本は3級問題集です。特に機構学、工作法、工業材料、制御工学については問題集に出ている部分は一通り覚えました(制御工学は今回ヤマが外れてしまいましたが)。他の力学系科目は、過去問題と類似する問題で学習を進めました。岐阜高専では春と夏休み明けの2回模擬テストを実施します。また授業カリキュラムも、試験に関連する部分を先にしてもらうなど、学校側の協力もありました。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

宇佐美:基礎的な機械工学の知識があれば十分対応できるレベルだと思います。最初のうちは分からなくても、問題をじっくり読めば分かってくる部分もあります。最後まであきらめずにがんばってください。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

宇佐美:上位の級を目指し受験資格を得たときにはそれなりの実力がついているよう2級を目標として努力してゆこうと思います。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

宇佐美:受験資格に到達したときはぜひ挑戦してみたいです。


 ── どうもありがとうございました。