(社)日本機械設計工業会ホームページ
平成20年度

青山製図専門学校 機械設計CAD科 
小林  望 さん
 ── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

小林:専門学校のクラス担任の先生から試験制度の話を聞きました。卒業後、機械設計業務に携りたいという希望もあり、この試験に合格できれば自信がつくのではないかと思い受験を決めました。



 ── 受験のための講習会(工業会主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。

小林:受講はしていません。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

小林:本当に難しかったです。当日は、諦めることなく分かりそうな問題、解答できる問題から優先して問題を解いてゆきました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

小林:専門学校で受けた授業には真剣に取り組んでおりました。これは受験にも大いに役に立ったと思います。他に独習時の参考書としては下記を利用しました。

 ・機械設計1・2 (実教出版)
   ※工業高校の教科書。すぐれた内容です。
 ・機械材料 (理工学社)
   ※古い本ですが優れた内容です。
 ・熱力学 考え方解き方 (東京電機大学出版局)
 ・機械設計技術者のための基礎知識 (機械設計技術者試験研究会編)
   ※機械材料、工作法の章は知識が集約されており大変役立ちました。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

小林:3級は基礎的内容が大切です。私は青山製図専門学校に在学していましたが、学校の授業内容がそのまま3級受験に活かされました。工学、設計関係の学校に行かれている方は、学校の授業内容をしっかり身につけると良いと思います。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

小林:重工のプラント用機械の設計製図を請負う設計製図専門企業に就職しました。この3級合格は、自分が自信を持つための最高の実績になってくれました。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

小林:次は2級に挑戦したいと思います。


 ── どうもありがとうございました。