【重要】令和3年度からの2級試験科目改定について3/15更新(1/5から掲載)

 現在(令和2年度)までの2級出題科目は、そのほとんどが3級科目と同一名称であり3級との客観的な判別が付けづらいという弊害がありました。さらに、2級受験対象となる技術者が現場において直面する課題は、単一の科目で解決できるものは少なく、科目をまたがるようなより実践的な設問が相応しいのではないか、との見解が示され担当委員会において数年間議論が続けられました。

 議論を重ねた結果、令和2年度試験合格発表を機に、令和3年度から下記のとおり2級科目改定実施に向けて進めることが決定しましたのでお知らせします。

 2021.3.15 「機械要素設計分野」としていた科目名称を「機械設計分野」に変更します。

 2022.1.26 令和3年度過去問題(2級新科目体制での実施) 科目が改定され実施された初めての試験問題です。2級受験を予定されている方には、新科目の傾向などを確認、把握しておくことをお勧めします。

  • 目 的:
    科目間でまたがる分野での出題を可能とし、応用力を求められる2級応募者にふさわしい問題を出題する(問題の難易度は従来の2級レベルと変わることはない)。
  • 科 目:
    機械設計分野:機構学、機械要素設計、機械製図、関連問題
    力学分野:機械力学、材料力学、関連問題
    熱・流体分野:熱工学、流体工学、関連問題
    材料・加工分野:工業材料、工作法、関連問題
    メカトロニクス分野:制御工学、デジタル制御、RPA、自動化技術、他
    環境・安全分野・・・名称変更のみ
    応用・総合・・・従来通り、記述式問題
  • 解答方式
    原則マークシート方式、一部記述式出題
  • 時間(1,2,3時限の各時間の変更はない

 

科  目

時間小計

第1時限

1.

機械設計分野

130分

 

 

930-1140

3.

熱・流体分野

 

5.

メカトロニクス分野

第2時限

2.

力学分野

120分

 

 

1240-1440

4.

材料・加工分野

 

6.

環境・安全分野

第3時限

7.

応用・総合

90分

 

1500-1630

以上