平成21年度 2級合格者インタビュー 1

2010.4.9 掲載

島津エンジニアリング(株)第一技術課  木村 裕志 氏

── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

木村:会社で取得を奨励している資格に含まれていたことでこの試験があることを知りました。先輩や上司の奨めもあり受験を決めました。



 ── 受験のための講習会(工業会主催、学校主催、その他)を受講されましたか? 受講された方は、その講義は役に立ちましたか?

木村:大阪開催の講習会を受講しました。基礎を中心とした講義内容だったので、良い復習になったと思います。



 ── 日刊工業新聞社で主催している通信教育講座を利用しましたか?

木村:利用しておりません。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

木村:試験科目には日常業務では扱わない分野が入っているので、その部分はやはり難しいと感じました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

木村:主要な公式を復習しつつ関連する過去問題を解いてゆき、苦手分野の克服に重点を置いて学習を進めました。参考書としては機械設計技術者試験準拠 機械設計技術者のための基礎知識 を使いました。科目全体がカバーされており役立ちました。
また、会社内で受験者をサポートするグループがあり、勉強会や質問会などで助けてもらうことができました。グループの皆さんに感謝しています。



 ── これから2級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

木村:試験勉強は過去問題の計算問題を重点的に学習することをお勧めします。私の場合、大学で学習してきたことの延長線上にある内容だったので資格取得というばかりではなく、知識の再確認や復習になりました。機械設計に携わっておられる技術者の皆さんにとっても有意義なチャレンジになると思います。



 ── 2級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

木村:2級合格で満足することなく、さらに深い知識を身につけ専門以外の分野の業務にも挑戦してみたいですね。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

木村:はい。ぜひチャレンジしてみようと思います。



 ── どうもありがとうございました。