平成21年度 3級合格者インタビュー 2

2010.4.5 掲載

大阪電気通信大学 工学部 機械工学科  渡辺 大祐 さん

── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

渡辺:本学では「在学中に取得しておいたほうが良い資格」ということで教授から推薦がありました。技術者を目指している自分にとっては、現在の実力を測るという意味と、試験勉強を通して改めて基礎固めができるのではないかと考えました。



 ── 受験のための講習会(工業会主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。

渡辺:学校が主催する講習会を受講しました。範囲の広い試験科目ですので、知識が乏しい科目についてはとても役に立ったと思います。担当していただいた教授陣から渡されたプリントも非常に役立ちました。ちなみに、講習では教科書として機械設計技術者試験準拠 機械設計技術者のための基礎知識が使われていました。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

渡辺:全体的には3級レベルとして適切だったと思います。ただ、問題文を読んだだけで解答が分かってしまうといった設問にやや難がある問題もあったようです。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

渡辺:先にお話した講習会では各科目の専門教授から講義を受け、知識が定着したかどうかを確認するために過去問題にはなるべくたくさん当たるように心がけました。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

渡辺:3級の問題は基礎を固めておけば自ずと結果がついてくるので、まずは基礎固めに集中すること。そして「記憶しておく事項」と「計算して解く事項」をしっかり分けて学習を進めると良いように思います。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

渡辺:3級ということで技術者としてのレベルは初歩の初歩だと認識しています。これから上位の級を目指して積極的にスキルアップしてゆきたいと思ってます。




 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

渡辺:はい、ぜひ挑戦してみたいですね。


 ── どうもありがとうございました。