平成24年度 3級合格者インタビュー 2

2013.3.4 掲載

中部大学 工学部 機械工学科  土山  達 さん

── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

土山:大学で試験対策を目的とした集中講義が開講され、これをきっかけに試験制度を知りました。大学で学ぶ専門分野から幅広く出題されることを知り、試験勉強を通してさらに理解を深めるとともに、よい復習になると思い受験を決めました。



 ── 受験のための講習会(工業会主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。

土山:先にご紹介したとおり大学で対策講義が開かれました。要点がまとめられてあったり、例題も作っていただいてとても役に立ったと感謝しています。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

土山:ところどころ分からない問題もあったのでやはり「簡単でないな」と思います。ただ私自身勉強不足な点もありますので、決して難易度が「高い」ということではないかもしれません。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

土山:主に過去問を勉強する方法を取りました。分からない問題があるときは、積極的に専門の先生方に尋ねて何度も自分で解くようにしました。問題集などで勉強する際は、解説が具体的に書いてあるようなものを選ぶと良いと思います。製図科目はルール覚えれば対処できますので、個人的には一番点数の取りやすい科目だと思います。もし得意分野があるなら、勉強も捗るでしょうから力を入れて学習しておくのもひとつの方法かもしれません



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

土山:私自身は軽い気持ちで受験に臨んだのですが、それが返って力まずに良い結果に繋がったのかもしれません(笑)。気持ちに余裕を持つ、という意味でも試験間際に詰め込むよりも、ある程度の時間を掛けて試験対策を進めることで合格率も上がってくるのではないでしょうか。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

土山:「資格取得のため」の知識では意味がありません。今回学んだ知識を今後も維持し、それを元に更に向上を目指したいと思います。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

土山:機会があれば2級や1級に挑戦したいと思っています。


 ── どうもありがとうございました。