平成25年度 3級合格者インタビュー 

2014.3.31 掲載

㈱島津製作所 電子・イオンユニット 電子Gr
岡村 愼一郎 さん

── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

岡村:社内での受験者公募でこちらの試験制度を知りました。ちょうど社内研修で機械設計の知識が身に付いた状況でしたので、その総復習といった意味合いも込めて受験を決めました。



 ── 受験のための講習会(JMC主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。

岡村:講習会と呼べるかどうか分かりませんが、社内研修で機械設計の学習を続けておりましたので、それが講習会代わりということになるかもしれませんね。自分自身の試験対策としては、テキストと過去問題を使ったオーソドックスな勉強方法です。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

岡村:適切な難易度だと思います。機械設計で使用する基本公式と適用例を身につけることができました。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

岡村:独自学習で使った参考書は「械設計技術者のための基礎知識 (日本理工出版会)」です。その他知識の吸収源は社内研修ということになるでしょうか。それに加えて過去問題を何度も解いてみることで、問題に慣れることができたと思います。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

岡村:重要なことは、過去問題を自分の手を動かして実際に解いてみることです。出題難易度も把握することができますし、解答するときの時間配分の見当をつけることもできます。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

岡村:3級合格といってもまだツールを手に入れただけの状態だと思います。実際の業務においてどのように使っていくかが重要だと考えています。設計の現場では、基礎計算を実際に系にあてはめてゆくことこそが最難関だと捉えておりますので、そこに注力してみようと思ってます。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

岡村:これからの業務の中で必要性を感じたときには積極的に挑戦してみようと思います。


 ── どうもありがとうございました。