平成25年度 3級合格者インタビュー 

2014.4.7 掲載

竹田設計工業㈱ 豊田総括部 藏本 大輔 さん

── 機械設計技術者試験制度をお知りになったきっかけ、また受験された動機について教えてください。

藏本:当社で推奨されている資格であることと自己啓発の一環として受験を決めました。資格取得によって業務に役立つ知識が得られるのではないかといった期待もあります。



 ── 受験のための講習会(JMC主催、学校その他主催)を受講されましたか? 受講された方は、その講習会が役立ったかどうか教えてください。

藏本:当社で独自に開催している「技術通信講座」を受講しました。自分で解答した問題を丁寧に添削してもらえたので結論のみでなく解き方や考え方まで理解でき、とても役に立ちました。



 ── 試験の難易度はいかがでしたか?

藏本:出題範囲が広くて勉強はなかなか大変でしたが、設計者はたくさんの工学知識が必要なのだと再認識するきっかけにもなりました。公開されている3級過去問題と同等のレベルという印象で、3級としては適切だったのではないでしょうか。各分野ともそれぞれ基礎知識を問うといった範囲だと思います。



 ── 試験勉強にあたって実行した勉強方法は?

藏本:「平成25年度版機械設計技術者試験問題集(日本理工出版会)」と「械設計技術者のための基礎知識 (日本理工出版会)」の二冊を参考図書として使いました。これらで補えない部分は、大学で使っていた教科書とノートを活用しました。工業会さんのホームページに掲載されている過去問題は、知識が自分のものになったかどうか再確認のために利用しました。



 ── これから3級受験を考えている技術者の方に対して何かアドバイスがあれば教えてください。

藏本:学生の方であっても工業系を専攻をしていれば合格は決して難しくないと思います。社会人の立場から言わせていただくと、日々勉強時間が取れる学生の皆さんのほうが合格しやすいのではないかと思ったりします(笑)。逆に第一線で業務に就かれている社会人は、勉強する時間がなかなか取れないかもしれません。しかし自分自身のためになる資格だと思います、私としては受験されることを強くお勧めします。



 ── 3級機械設計技術者として、これからの抱負があれば教えてください。

藏本:日常の業務で非常に関わりの深い製図分野や工業材料、工作法についてさらに勉強し、より深い知識を身に付けてそれを業務で上手く使えるようになりたいです。



 ── 受験資格の実務経験年数に達した時、2級試験、1級試験にチャレンジしてみたいと考えていますか?

藏本:自分のスキルアップのためにも経験年数を満たした時にはすぐに挑戦します。


 ── どうもありがとうございました。