機械設計技術者試験も(平成18年度現在)10回を数え、試験制度に対する認知度も徐々に上がってきているところです。
この間、様々なご意見もお寄せいただき、試験委員会においてさまざまな角度から、現行制度の見直しを行ってまいりました。
この結果、次のような変更を平成18年度試験から導入することで、より良い試験制度に向けて進んでゆきたいと考えております。
主な変更点
1. |
1級受験資格を得るために、2級合格を必須とする。 |
2. |
2級を受験する工学系の大学院・大学・高専専攻科を終了した者に、同等の実務経験年数を課す。 |
3. |
2級を受験する工学系以外の受験者に対しては、一律の実務経験年数を課す。 |
4. |
3級合格者は、2級受験資格を得るための実務経験年数を1年間短縮する。 |
5. |
1級受験機会を得る最低年齢を、29歳から28歳へ短縮。 (機械設計者の能力は経験値が大きなウエイトを占めるので、経験年数1年が最大限の短縮と判断した。) |
受験資格表 |
最 終 学 歴
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実務経験年数
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1 級
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2 級
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3 級
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直接受験 |
3級取得者 |
工
学
系
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大学院・大学・高専専攻科
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2級取得後
4年の実務経験を要す
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3年
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2年 |
実
務
経
験
不
問
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短大・高専・専門学校 |
5年
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4年 |
工学系以外
(工業高校も含む) |
7年
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6年 |
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